変化するお墓と彫刻技術

最近、著名人のお墓を巡る人のことを「墓マイラー」と言うそうですね。

先祖でも知り合いでもない人のお墓をお参りすることに違和感を感じましたが、せんじんのお墓を前に故人を偲ぶという意味では、間違っていはいないのかもしれません。



私自身は著名人のお墓よりも、墓石そのものに興味があります。

様々な形、大きさ、彫刻、実は大変な技術が駆使されていると思うのです。

高野山の墓地などは、古典的な墓石が多いかと思いきや、大企業の社長さんの墓地などは、大きく装飾的な彫刻もほどこされ、見ごたえがあります。

墓石の形も従来の石柱のものから、様式のプレートも増えてきました。

それに伴い、西洋の墓石彫刻文化の影響もうけ、以前は墓標の文字くらいの彫刻でしたが、花・動物・写真など、様々な立体飾り彫刻も増えているそうです。

現在では技術の進歩もあり、ほとんどのモチーフを彫刻できるようです。

面白い墓石としては、モチーフそのものの形に彫刻された立体のものがあります。

例えば、たばこや車、バイクなどです。

そのチョイスをしたのが故人なのか遺族なのかが気になったりもしますが、なんにせよ、故人の好きなものだったのでしょうね。



後の管理の負担を思い、お墓を残すことをためらう人が増え、お墓そのものの形態も多様化していますが、一方では、墓石に趣向を凝らし、お墓づくりを楽しむかのような感覚も出てきたのだと感じました。

エンディングノートなども少しずつ周知されてきましたが、自分のお墓のことも考えておくことは必用なのかも知れません。

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